ミニアルバム「初雪」発売、および和歌山での「LIVE」を目前にして
「古家君の唄を聴くと彼女のことを思い出すんだよねぇ・・。」
昨年の夏、僕の知人が遠くを見て突然語り始めたのです。それは学生時代の恋愛の話。最初は甘い恋の青春物語を僕は笑顔で聞いていたのですが、ストーリーが進むにつれて、とても切なくて、胸が痛み、そして熱い思いが込み上げてくる内容でした。
その話を簡単に紹介したいと思います。
彼にとって彼女は幼なじみでほとんど許婚のような存在でした。ところが、突然病に倒れてしまい、初雪の降った日に彼女はこの世を去ってしまうのです。そして残された彼の元には、数日後その亡くなったはずの彼女から直筆の手紙が彼の元に届くのですが、その彼女からの言葉を胸に、いろんなことに頑張って行こうと彼は心に決めたそうです。
この話を聞いて込み上げてきた熱い思いを僕は、一年かけて「初雪」というタイトルの曲を完成させました。
彼の大切な思い出をひょっとして傷つけてしまうのでは、と、戸惑いもありましたが、彼の前でこの「初雪」を歌った時に、「生涯の宝物の曲になったよ。本当にありがとう。」と、大変喜んでいただけました。そして、この僕が感じた熱い思いを、ひとりでも多くの人に感じてもらいたいと思い、11日27日ミニアルバム「初雪」をリリースします。それに合わせて全国のライブも決定し、もちろん故郷和歌山でも11月7日紀南文化会館小ホール・11月28日OLDTIMEが決定しました。この熱い思いをぜひ皆さんに生の声で届けたいです。そして一緒に明日も頑張ろう!というそんな気持ちになるライブができたらと思っています。
みなさん是非、「初雪」を聴きに来てください!
古家学
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